TEPIA 一般財団法人 高度技術社会推進協会

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TEPIA 先端技術館

経過・結果レポート

ロボットグランプリ2018レポート②

2018.12.25

(レポート①からの続きです)

③渋谷教育学園幕張高校 物理部
「Watching You」

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「Watching You」は、授業中や作業中の作業の滞りを、画像認識やAIを使って解消をしてくれるマネジメントロボットです。

画像認識はOpenCVを利用して、カメラで顔を認識、顔のパーツの中から目だけを抽出し、ベクトルデータを読むことで、
人間の瞼とそのゆがみを細かく捉え、眠いのか眠くないのかを判断する機械学習をさせました。
眠くなっていると判断されると、連携させたLINEの通知機能によって管理できる、というしくみです!

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初めて3Dプリンタでのすべてのパーツの出力に挑戦し、コンパクトな外装に回路と配線を積むことに苦労をしながら製作しました。
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実演では、スイッチを入れてから顔と瞼を認識し学習する様子、リアルタイムで計測したデータからアラートが鳴るまでの様子をデモし、その技術力と、作りこまれた完成度の高さに、審査員も脱帽の様子でした。

⑤昌平高校 生物化学部
「ポリネロイド」

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生物化学部の3人が挑戦したのは、世界的に減少しているミツバチの代わりに授粉をするロボットの開発。
ミツバチの減少を知り、「自分たち高校生でも何かできるのでは」「世界に影響を与えるロボットを作れるかもしれない」と考え、生物化学部ならではのロボット開発への挑戦がスタートしました。

ハチ、人力に代わる授粉ロボットの開発にあたっては、宇都宮大学の研究室を訪問し技術を学んだり、また、ハチの振動によって花が花粉を落としやすくするなど、ハチの動きを模倣することも意識して、ロボットの機能を考えていきました。

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ライントレースで進んでいくロボットが画像認識で「花がある」と判断すると、3次元上の花の座標を計算することができるシステムを開発。
形状や色から特定の花であることを認識します。
花であると判断すると、ハチの動きを模倣した動きを持たせたロボットのアームが、廻ったり振動したりして、花粉を落とします。
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生物への関心がロボットづくりに活用された着眼点や、画像認識のプログラミングのレベルの高さが高評価を受けていました!

⑥洛星高校 ロボット同好会
「自動司書 Alva」

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本やマンガの整理ができない!図書館や本屋で検索機を使っても探している本が見つからない!
そんなもやもやを一気に解決したくて開発されたのが、自動司書ロボット「Alva」です。

Alvaが持つ機能は、本を自動で持ってくる、本を本棚に返す、本を探す、蔵書確認の4つ。
ネットワークサーバー、データベースシステムもすべて独自に構築し、通信して動作します。
蔵書確認も巡回プログラムを組んでおこなっています。

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本棚、本を出し入れする独自の構造のアーム、本につけて引き出すためのパーツなどもすべて自作。
本の厚みや大きさの違いにも対応できるよう考慮されています。
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使い勝手を追求し、スマホ操作もできるように!
画面に蔵書の情報が表示されています。
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図書館の醍醐味を損なわずに本を楽しめるよう、そして多彩な技術を組み合わせて細部まで考え抜かれ作りこまれたAlvaのシステムに、皆感嘆のプレゼンテーションでした。
デザイン性も高く、さすがの仕上がりでした!
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それぞれのチームの熱い思いを感じるプレゼンと実演が続く【午前の部】を終え、【午後の部】のレポートへ続きます。

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